高度な治療をいつでも受けられる気軽な街の歯医者を目指して

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  • 噛み合わせ(咬み合わせ)
    ~悪い原因と影響・予防~

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噛み合わせ(咬み合わせ)は大切です ~悪い原因と影響・予防~

噛み合わせ(咬み合わせ)や歯並びは、普段何気なく続けてしまうクセによって悪化することがあります。大阪市阿倍野区の「西村歯科医院」は、噛み合わせはお口まわりだけでなく全身の健康のために大切だと考える歯医者です。こちらでは噛み合わせが悪くなる原因と予防について紹介します。

ちょっとしたクセで
噛み合わせが悪化します

歯は弱い力をかけ続けると動く性質があるので、毎日無意識に続けてしまうクセによって、歯並びや噛み合わせが乱れてしまうことがあります。とくに成長期のお子さんは、あごの骨がやわらかいので注意が必要です。次に挙げるクセに思い当たるときは、やさしく声をかけて、できるだけ早く直してあげてください。

  • 頬杖

    頬杖

    成人の頭の重さは体重の1割ほどです。そのため、頬杖をつくクセがあると、その重さが歯やあごの骨にかかり、歯並びや噛み合わせに影響します。

  • 爪を噛む

    爪を噛む

    硬い爪を噛む(咬む)くせがあると歯や歯ぐきに負担がかかります。そして前歯の歯並びや噛み合わせに悪影響を与えやすいので注意しましょう。

  • 舌癖

    舌癖

    舌で前歯を押したり、舌を出すクセがあると、前歯が突出したり、開咬になったりして歯並びや噛み合わせが乱れるリスクが高まります。

  • 歯ぎしり

    歯ぎしり

    歯ぎしりや食いしばりは歯やあごにとても強い力がかかるので、歯がすり減ったり、ヒビが入ったり、噛み合わせが乱れるリスクを負います。

噛み合わせが悪いと心配な影響

  • 詰め物・被せ物に負担がかかる

    詰め物・被せ物に負担がかかる

    通常はすべての歯でバランスを取っていますが、噛み合わせが悪く、部分的に過度の力がかかると、そこにある詰め物・被せ物などに負担がかかり、寿命が短くなります。「修理が必要になる」「土台の歯にダメージがおよんで抜歯になる」などのリスクを負うのです。歯を失うと補うためのインプラントや入れ歯などによる治療が必要になります。

  • 顎関節症のリスクが高まる

    顎関節症のリスクが高まる

    「口を開けたり、閉めたりするときにあごが痛い」「口を動かすと“ガクガク”“シャリシャリ”と音がなる」「口を大きく開けにくい」などの症状は顎関節症の疑いがあります。10代半ばから30代くらいの女性に多く見られる顎関節症は、その原因の一つとして噛み合わせの乱れや歯ぎしりが挙げられます。

  • 頭痛や肩こり、腰痛などの全身症状

    頭痛や肩こり、腰痛などの全身症状

    噛み合わせのバランスが乱れていると、全身のバランスにも影響をおよぼします。その結果、全身の各部位に負担がかかるので、頭痛や肩こり、首こり、背中の痛み腰痛などさまざまな気になる症状が現れることがあります。

  • ストレスの蓄積

    ストレスの蓄積

    噛み合わせが乱れていると、うまく噛めないので気づかないうちにストレスがかかることがあります。また、全身のバランスがくずれやすいので、それもストレスになります。知らないうちにストレスが蓄積して、それがさらにさまざまな不定愁訴につながる危険性が否めません。

子どものころから噛み合わせを
考えて生活することが大切です

成長期の子どもの生活習慣は全身の健康とともに、お口まわり、とくに噛み合わせにも大きく影響します。そのため、お子さんの成長を見守る親御さんの意識がとても大切です。将来の健康も左右するお子さんの歯並びや噛み合わせをすこやかに導くために次のポイントに注意しましょう。

3歳~小学校低学年までの食事について

3歳~小学校低学年までの食事について

歯がデコボコに生えている状態を叢生(そうせい)といい、代表的な歯並びは八重歯です。
「乱杭歯」とも呼ばれる叢生のお子さんが増えています。そして叢生のお子さんの多くがテーブルで食事の際に両足が床についていないそうです。イスに座って食事をするときは、電話帳や台などを足元に置いて足が床につく状態にしましょう。3~4ヵ月続けるだけで歯並び・噛み合わせがよくなるケースが報告されています。

「縦型の抱っこヒモ」には要注意

「縦型の抱っこヒモ」には要注意

「抱っこヒモ」は一般的に縦型と横型に分かれます。縦型の「抱っこヒモ」は、まだ首が据わっていない乳幼児を抱っこするときに使うと、脊髄を圧迫して歯並びや噛み合わせに悪影響をおよぼすことがあるといわれています。そのため、お口まわりのすこやかな成長を考えるなら横型の「抱っこヒモ」がおすすめです。

噛む運動で歯並びを改善

噛む運動で歯並びを改善

現代人は前歯で噛み切る回数が減っているので、前歯の歯周組織が弱っているという報告があります。前歯で噛み切る必要がある食事を毎日つくるのは大変ですので、前歯を鍛える方法を活用してください。それがゴムチューブで歯を鍛える健康法です。ホームセンターなどでゴムチューブを買い、1cmくらいに切って、1日3分噛む運動をしましょう。それだけで歯並びが改善されることがあります。

歯並びが気になるときは
生活習慣を
見直してみましょう

歯並びが気になるときは生活習慣を見直してみましょう

何気ないクセが歯並びや噛み合わせに悪影響をおよぼす恐れがあります。とくに成長期のお子さんには注意が必要です。クセを直し、生活習慣を見直し、ちょっとしたトレーニングをすると歯並びの乱れを改善できるかもしれません。詳しく説明しますので、些細なことでも噛み合わせに違和感があるときはお気軽にご相談ください。